出産後に足のむくみや足汗に悩まれていませんか?
出産後は会陰切開の傷が痛かったり、帝王切開の傷が痛かったり、骨盤がガタガタしていて腰が痛かったり、何かと体の痛みがありますよね。
体の痛み以外にも足のむくみや、足汗に悩まれている方もいらっしゃるかと思います。
私も2人出産しどちらも足汗と足のむくみに悩まされた1人です。そんな私が足汗と足のむくみの対策で良かったことを残したいと思います。
・産後の足汗対策と足のむくみ対策
・出産後の足汗とむくみはなぜ起こるのか
・どのくらいで改善するのか
産後の足汗と足のむくみ対策

産後の足汗対策
・汗拭きシートを使用する
出産直後は医師の診察が終わらないと入浴できないですよね。
その時に簡単に使用できるのが汗拭きシートです。
一時的ですが汗拭きシートを使用するとさっぱりします。
・抗菌・消臭効果のある足用パウダーやクリームの使用をする
市販の制汗クリームやデオドラントパウダーを使用し汗を抑える方法もおすすめです。
出産直前だと準備が間に合わないので、入院準備する際に早いうちから準備しておくといいですよ。
ミョウバン水のスプレーも天然の制汗剤として使われているそうです。
・通気性の良いスリッパや靴・靴下を選ぶ
入院中はスリッパを使用することが多いと思います。私も入院中はずっとスリッパを使用していました。汗かいている状態でスリッパを使用するとすごく気になてしまったので、滑りにくく通気性の良いスリッパを使用する事が入院中、快適に過ごすコツです。
靴下を履く場合は綿や麻など、吸湿性のある素材を選ぶのがベストですが、病院は室温管理もされているのであまり履くことはないと思います。私が3月と4月に出産した時は使用しませんでした。
産後の足のむくみ対策
・こまめに足を高くする
授乳中や寝る時にクッションなどで足を心臓より高くすると、血液やリンパの流れが良くなります。
私も授乳中にベッドの頭と足、両方あげていました。
・水分は控えずにしっかりと摂取する
水分を控えたくなりますが水分を控えると体が水を溜め込もうとして、逆にむくみが悪化することもあります。
入院中も助産師さんにしっかりと水分を摂っているか確認されました。

1日1.5L〜2Lは飲むようにしてね
足のむくみの確認をされて結構毎回水分のことを言われていました。
・着圧アイテムを使用する
着圧ソックスを使用する場合は、ふくらはぎ〜足首の圧がしっかりしていて、就寝中や日中でも快適に使えるタイプがおすすめです。
産後用・妊婦用の記載がある製品は圧が強過ぎず、肌に優しい素材で、長時間の使用に向いています。
産後の足汗とむくみはなぜ起こるのか
産後の足汗の原因
1:ホルモンバランスの変化
妊娠中と出産後で女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)が急激に変動するため、発汗量が変わる事があるとされています。
2:自律神経の乱れ
産後のストレス、睡眠不足、育児疲れなどが自律神経に影響し、足裏など末端から汗をかきやすくなります。
3:代謝の変化
妊娠・出産を経て、体の代謝が変化することで汗のかき方にも影響を与える事があります
産後のむくみの原因
1:ホルモンバランスの変化
妊娠中に増えた黄体ホルモン(プロゲステロン)が、出産後もしばらく残っており、水分を体内に溜め込みやすくなります
2:体内の余分な水分の排出過程
妊娠中に増えた血液や体液は、出産後に徐々に排出されるが、その過程で一時的にむくみが強くなる事があります
3:貧血や栄養バランスの乱れ
出産で鉄分などの栄養を失いやすく、血液循環が悪化すると、むくみが起きる場合があります
どのくらいで改善するか
足汗の改善時期
足汗の改善時期:産後1〜3ヶ月程度
ホルモンバランスや自律神経が徐々に整ってくることで、足汗も自然に落ち着いてくるケースが多いとされています。
むくみの改善時期
むくみの改善時期の目安:産後2週間〜1ヶ月程度
妊娠中に溜まった水分は、出産後の尿や汗で徐々に排出されます。特に出産後1週間は尿量が増えて自然とむくみが改善することが多いとされています。
私は産後20日程経ちましたが足のむくみと足汗は改善しました。足汗はまだ若干あるかなという感じですが、入院中よりは気にならなくなりました。
あまり水分を摂る方ではなかったが意識して水分を摂るようにしています。夜中もオムツ交換して、トイレに行って、水分を摂って、授乳するという流れをルーティン化しています。
まとめ
出産後は自分の体の変化に驚きます。普段は足汗ないのに、出産後の足汗とむくみがひどい。
ただでさえ会陰切開の傷が痛かったり、骨盤ガタガタで腰痛があったり、後陣痛がしんどかったりするのに、足汗やむくみまであって体の変化についていけません。
出産後することが山のようにありますがストレスを溜めず、睡眠と水分・栄養をしっかりと摂って自分を甘やかして過ごしてくださいね。
むくみが数週間続いたり、ひどくなる場合は内科や婦人科で相談をしてくださいね。