予定日より5日過ぎた夜中に陣痛がきてから約1時間後、病院について20分程で出産しました。
陣痛は辛いので早く産まれてほしいけれど、スピード出産は焦ってしまいますよね。
実際にスピード出産をしてみて、注意しておいたことがいいことをエピソードを踏まえて残したいと思います。
・スピード出産する人の傾向
・スピード出産で注意すること
スピード出産のエピソード

スピード出産とは
「スピード出産」とは、陣痛が始まってから赤ちゃんが産まれるまでの時間が非常に短い出産のことを指します。一般的には、初産婦で4時間以内、経産婦で2時間以内に分娩が完了する場合に「スピード出産」と言われることが多いです。
スピード出産する人の傾向
スピード出産になりやすい人にはいくつかの傾向があります。
1:経産婦
子宮口が開きやすく、陣痛に体が慣れているため、進行が早くなることが多いです。
2:体質的に陣痛の進行が早い
子宮収縮が強く効率的で、一気に赤ちゃんが降りてきます。
3:骨盤が広めの人
赤ちゃんが産道を通りやすく、スムーズに出てくることがあります。
4:赤ちゃんが小さめ
体が小さい分、産道を通るのが早くなりやすいです。
5:前回もスピード出産だった人
出産の傾向は似ることがあるので、2人目以降も同様のパターンになりやすいです。
私は1人目の出産で促進剤を使用し陣痛始まってから3時間程度で出産しました。
今回の健診でも内診の時に

柔らかいから出産になったら早いかもね
と言われていました。今回の出産は陣痛始まってから出産まで1時間!!
まさかここまで早いとは思いませんでした。夫がいない時間だったら自宅で出産していたかもしれません。今回のエピソードを残したいと思います。
夜中に陣痛からのスタート
この日は予定日から5日過ぎたので15時に入院予定でした。
1人目も予定日すぎて促進剤からの出産だったので

今回も促進剤からかもね〜
と夫と呑気に話していました。何度かお腹が痛くなることはあっても持続しなかったので、前駆陣痛かなと思いながら21時に就寝。
夜1時半ごろ寝返りをうったら突然お腹の痛み!!

ただの腹痛かな〜とりあえずトイレに行こう
と、トイレに行ったら痛みが強くなって「これは陣痛だ!!しかも10分くらい!」と陣痛カウントするアプリを開く間もなく陣痛と分かりました。
病院へ電話して指示を仰ぐ
迷っている暇もなく病院へ電話しました。

1人目の時は3時間!?入院準備して病院に来てください!
と言ってもらえたので、最後の準備(化粧道具や充電器など)をしました。最終確認もそこそこでした。
夫を起こして病院へ
爆睡している夫を起こします。寝ぼけている夫に「陣痛始まった!起きて!」と急かします。
寝ぼけながら準備を始める夫。これは出産した後に聞いたのですが、この時舌ブラシをしていたらしいです。出産した後なので笑い話ですが、陣痛中に聞いていたら怒鳴っていたかもしれません(笑)
この日は夜中で雨が降っていて夫が「車を移動してくる」と言ってきました。内心「それどころじゃねー!」と思いましたが、寝ている2歳児(約14kg)を陣痛MAXの中抱っこして車を待ちます。
車で病院に向かっている間もいきみ逃しのため、呼吸を細く長く吐き続けました。
夫は焦って道を間違える。車の中でもうお尻の方に力が入ってきたので「これはやばい!もう産まれる!」と思いました。
病院が10分程の場所だったので間に合いました。
病院について20分で出産
病院に到着すると、助産師さんが降りてきてくれました。
歩いてエレベーター乗って待機室へ。助産師さんに支えてもらいながら歩いている途中で強い陣痛がきて止まりながら進みます。
歩いている途中に出産している方がいることに気づいて焦りました。
夜中でスタッフの方が少ないので、すぐにきてもらう事ができません。

ごめんね!今分娩中だから、検尿して着替えて、痛みが強くなったらナースコールで教えてね!
と指示をもらい、陣痛の合間にトイレへ行き、着替えます。下着が落ちたけど、取る余裕もありませんでした。
ベッドに横になる余裕もなく四つん這いになりいきみ逃しします。とりあえず母にだけ陣痛きたことを連絡しました。この連絡から15分後には産まれていました。
いきみ逃しも辛くなりナースコールすると助産師さんが来てくれました。

ちょっと内診するから横なれる?(内診中)・・・え!?もう移動するよ!
と、もうほぼ全開とのことで陣痛が治っている間に分娩室に移動します。
台に乗る頃には「もう産まれます!!」と言っていました。なんとか台に乗り3回目のいきみで産まれてきてくれました。
夫の立ち会いは間に合わず(上の子が車に乗っていて祖母の迎えが間に合わなかった)、先生も準備が間に合わずでした。
陣痛開始から1時間ほど、病院到着から20分での出産でした。自宅で出産しなくて良かったと心の底からホッとしています。

もう病院だから安心して!!大丈夫だよ!!
出産途中の助産師さんの言葉で本当に安心して出産することができました。
スピード出産で注意すること

持ち物の準備は早めにする
母子手帳や保険証、入院グッズはすぐに持ち出せる場所に用意しておきましょう。
化粧品なども早めにバックに準備しておいた方がいいと思います。
夫と流れなどしっかりと話しておく
夫とも「陣痛が来たらすぐに出発する」の流れを共有しておきましょう。
我が家の夫は「すぐに産まれないだろう」と思ったのか、舌ブラシをしていました。子供のオムツも変えた方がいいかな〜とも考えていたようですが、そんな時間はありません。
なので夫や家族と流れの共有は必要だと思います。
いつもと違うと感じたら病院に電話する
1人目出産が早かった経産婦さんは2人目も出産が早い傾向にあるため、陣痛が始まったらすぐに病院へ連絡をした方がいいです。
悩んでいる間にどんどんお産が進んでいき、車での移動中や自宅で出産してしまうリスクが高くなるため、早めの対応が大事になってきます。
まとめ
今回の出産では、夫が自宅にいたので病院まで間に合い無事に出産することができましたが、夫が仕事中だと間に合わず自宅で出産していたと思います。
初産がスピード出産だった方、先生に「陣痛が来たら早いかもね」と言われた方は、本当に注意された方がいいと思います。
少し違和感あるなと思ったら病院に電話して指示を仰ぎましょう。
私は「まあ大丈夫でしょう!」と甘くみていましたが、これを読まれたスピード出産の可能性がある方は十分注意してくださいね。