「自己肯定感が低い」と言われても、夫婦関係とどんな関係があるのか、ピンとこない人も多いと思います。
私もそうでした。でも自分の行動パターンを振り返っていくうちに、このふたつが深くつながっていると気づきました。
今回は、私が自分の体験をもとに気づいた「自己肯定感と夫婦関係のつながり」をお伝えします。
自己肯定感が低いと気づいたのは、自分自身だった

私が自己肯定感の低さに気づいたのは、カウンセラーに言われたからではなく、自分で気づきました。
気づいたきっかけは、自分の行動パターンを振り返った時です。
矛盾しているように見えますよね。でもこれ、自己肯定感が低い人によくあることだと後から知りました。
人の気持ちの裏を考えず意見してしまうのも、自分の不安や焦りが先に出てしまうからです。「自分が正しいと思いたい」気持ちが、強く出ていたんだと思います。
自己肯定感が低くなった根っこ——幼少期のこと

なぜそうなったのか。そこまで掘り下げた時に、子供の頃のことが浮かんできました。
親に愛されていなかったわけじゃないと思います。でも、褒められ方に偏りがあった。
「学生の頃は勉強ができた」——そう言われることが多かった。
でも、それ以外で褒められた記憶が、あまりない。
3人きょうだいで育ちましたが、上のきょうだいの方が愛されていると感じていました。
今思えば、「何かができた時だけ認められる」という経験を積み重ねてきたんだと思います。
そのせいで、「ありのままの自分でいい」という感覚が、どこかで育たなかった。
大人になっても、ずっとどこかで「認めてもらいたい」「見てほしい」という気持ちを抱えていたんです。
その気持ちが、夫婦関係でこう出てきた

結婚してから、その「認めてもらいたい」という気持ちが、全部夫に向かいました。
当時の私は、こう思っていました。
「夫は私のことが好きで付き合ったんだから、私のお願いを聞いてくれるのは当たり前」
そう、本気で思っていました。
でも今思えば、それは愛情じゃなくて依存でした。
夫に認めてもらおうとして、夫が応えてくれないとイライラして、さらに要求が増えていく。
夫はだんだん息苦しくなっていった。でも当時の私には、それが全然わかりませんでした。
自己肯定感が低いと、なぜ夫を責めてしまうのか

自己肯定感が低いと、心の中にずっと「私はちゃんとできているのかな」という不安があります。その不安が、夫の行動や言葉に反応して出てきます。
これは夫が悪いのではなく、自分の自己肯定感の低さが、そう感じさせているんです。
また、私はあることに気づきました。私の親は、イライラすると無口になって態度に出る人だった。そして私も、夫にそれをしていた。
知らないうちに、親から受け継いでいたパターンだったんです。
変化のきっかけ——自己受容から始めた

「自己肯定感を高めよう」と思っていた頃、なかなか変われませんでした。
でも気づいたんです。自己肯定感の前に、自己受容が大切だということ。
「ダメな自分を変えよう」と頑張る前に、「今の自分でいい」と認めること。それが先だった。
毎日鏡に向かって「今日もよくやったね」とひとこと言うだけでも、少しずつ変わっていきます。感謝ノートをつけて、「今日も朝起きられた」という小さなことにも目を向けるようにしました。
自分の機嫌は、自分でとる

自分を大切にするようになってから、気づいたことがあります。
自分で自分を大切にできたら、他人に機嫌をとってもらわなくても大丈夫になる。
自分の機嫌は、自分でとれる。
好きなことをして心を安定させる。自分の心に余裕を持つ。それができるようになってから、夫に当たることが自然と減っていきました。
夫に「認めてほしい」「見てほしい」と求め続けていた頃は、ずっとしんどかった。でも、自分で自分を満たせるようになってから、夫への見方が変わっていきました。
まとめ——根っこから変わるために
この記事のまとめ
自分を責めるより、まず自分を認めることから始めてみてください。
それだけで、夫婦関係は少しずつ変わっていきます。
