「夫婦とはこういうものだ」という思い込みが、私たちの関係を壊しかけていました。
結婚当初の私は、「夫婦なんだからこうして当たり前」「妻なんだからこうすべき」という考えでいっぱいでした。その思い込みが、夫を追い詰め、離婚危機を招いたんです。
別居を経て夫婦関係を立て直した今、「夫婦のありかた」について自分なりに考えていることを、正直にお話しします。
かつての私が思っていた「夫婦のありかた」

結婚したころの私が思い描いていた夫婦像は、こうでした。
「夫婦なんだから、何でも分かち合えるはず」
「妻のことを一番に考えてくれるのが当たり前」
「夫婦なんだから、こうしてくれて当然」
今思えば、これは夫婦のありかたではなく、「自分の都合のいい夫像」を押しつけていたに過ぎませんでした。
「こうあるべき」という正解を一方的に決めて、それに合わない夫を責め続けていた。夫が苦しんでいることにも、気づいていませんでした。
離婚危機で気づいた「思い込みの怖さ」

夫から離婚を切り出され、半年の別居を経験して、初めて気づきました。
私が信じていた「夫婦のありかた」は、私だけが作り上げたルールだったということ。
「夫婦なんだから」という言葉は、相手を縛るための言葉になっていました。感謝より要求が多く、「してくれた」より「してくれない」ことばかりが目につく。そんな日々が続いた結果が、離婚危機でした。
夫婦のありかたに「正解」はない。それが、離婚危機から学んだ一番大きなことです。
今の私が思う「夫婦のありかた」

夫婦関係を立て直した今、私が大切にしていることがあります。
① 対等なパートナーでいること
「夫婦だから当然」ではなく、「お願いできる?」「ありがとう」が言える関係。どちらかが我慢し続けるのではなく、どちらも自分の気持ちを言える対等さが大切だと思っています。
② 同じ方向を向いていること
今の私たちは、将来のことをよく話します。お金のこと、子育てのこと、副業のこと。以前は責め合うだけでしたが、今は「どうしようか」と一緒に考えられるようになりました。同じ方向を向いているとき、夫婦は一番強いと感じます。
③ 違いを責めず、違いを活かすこと
夫と私は、考え方も得意なことも違います。以前はその違いが「なんでわかってくれないの」という不満になっていました。でも今は、違うから補い合えると思えています。
④ 「ありがとう」を当たり前にしないこと
してもらって当たり前、ではなく、してもらったことへの感謝を言葉にする。小さなことへの「ありがとう」が、関係を温かく保ち続けてくれています。
⑤ 気持ちはきちんと言葉にする、察してもらうのをやめる
以前の私は「言わなくてもわかるはず」「察してくれて当たり前」と思っていました。でもそれは、相手にとって大きな負担だったんです。
「してほしい」「つらい」「助かった」——これらは、言葉にしないと伝わりません。察してもらうことを期待するのをやめて、自分の気持ちをきちんと言葉にするようにしてから、すれ違いが減っていきました。
言葉にするのは、相手を信頼しているからこそできることだと今は思っています。
「こうあるべき」を手放したら、夫婦が楽になった

夫婦のありかたに、正解はないと思っています。
毎日一緒に夕食を食べなくてもいい。趣味が違ってもいい。全部を共有しなくてもいい。
「こうあるべき」という型にはめようとするほど、夫婦関係は苦しくなりました。型を手放して、「私たちはどうありたいか」を二人で考えるようになってから、関係が自然と楽になっていったんです。
夫が自分から「今日ね、〇〇だったよ」と話してくれる。一緒に副業の話をする。そんな何気ない時間が、今の私たちの夫婦のありかたです。
夫婦のことで悩んでいるなら

「うちの夫婦はこれでいいのかな」と不安になることは、誰にでもあると思います。
そんなとき、一人でぐるぐる考え続けるより、誰かに気持ちを話してみると、頭が整理されることがあります。私も、一人で抱え込んでいた時期が一番苦しかったです。
家族や友人には話しにくい夫婦のことも、プロのカウンセラーなら安心して話せます。オンラインで気軽に相談できるので、まずは話してみるだけでも気持ちが楽になりますよ。
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まとめ

夫婦のありかたに正解はありません。「こうあるべき」という思い込みを手放して、二人でどうありたいかを考えること。対等に、同じ方向を向いて、感謝を伝え合うこと。それが、離婚危機を乗り越えた私が今、大切にしていることです。
夫婦関係の変化についてはこちらの記事にも書いています。
→ 夫が「離婚したい」と思った本音を聞いてみた
→ 離婚危機を乗り越えるまでにかかった期間
