「あんな言い方をしなければよかった」
「どうしてあのとき、あんなにきつく当たってしまったんだろう」
夫を傷つけてしまったことを、夜になると思い出して苦しくなる。そんな後悔を抱えていませんか?
実は私も、離婚危機の当初はモラハラ妻でした。「夫婦なんだからこうして当たり前」と思い込み、夫にきつい言い方ばかりしていたんです。今思えば、何度も夫を傷つけてきました。
この記事では、夫を傷つけてしまったと後悔しているあなたに、私が同じ後悔からどう立ち直り、夫婦関係を立て直したのかを正直にお話しします。
夫を傷つけてしまった…私も同じ後悔を抱えていました

結婚当初の私は、自分が夫を傷つけているという自覚すらありませんでした。
「夫婦なんだから、これくらいしてくれて当たり前」
「私がこんなに頑張っているのに、どうしてわかってくれないの」
そんな気持ちから、夫に対する言い方がどんどんきつくなっていきました。感謝の言葉より、不満や責める言葉のほうが多かったと思います。
夫が黙り込んだり、表情が暗くなったりしても、当時の私は「私が正しいんだから」と思っていました。傷つけているなんて、考えもしなかったんです。
後悔がこみ上げてくるのは、あなたが優しい証拠

今あなたが「夫を傷つけてしまった」と後悔しているのは、相手の気持ちに気づけたからです。これはとても大切なことだと思います。
本当に相手を思いやれない人は、傷つけたことにすら気づきません。私自身、ずっと気づけずにいました。だからこそ、後悔できているあなたは、もう変わりはじめているんです。
後悔は、責めるためにあるのではなく、これからどうするかを考えるためにあります。過去を責め続けても、夫婦関係は良くなりません。
なぜ私は夫を傷つけてしまっていたのか

振り返ると、私がきつく当たってしまっていた背景には、育った家庭環境がありました。
母は仕事も家事も育児も一人で抱え、いつも余裕がなく、家の中はピリピリしていました。私はそれが「普通」だと思って育ったんです。だから自分も、無意識のうちに同じような接し方を夫にしていました。
でも、これは「だから仕方なかった」という言い訳ではありません。原因がわかったことで、「自分は変えられる」と気づけたんです。
後悔から抜け出すために私がしたこと

後悔ばかりして落ち込んでいた私が、少しずつ変われたきっかけをお話しします。
①「ごめんね」を言えるようになった
今までプライドが邪魔して言えなかった「ごめんね」を、勇気を出して伝えました。最初は照れくさかったですが、夫の表情がやわらいだのを今でも覚えています。
②「やってもらって当たり前」をやめ、お願いベースで伝えた
以前の私は「夫婦なんだから、これくらいやってくれて当たり前」と思っていました。だから、してくれないと不満ばかりが募り、責める言葉が出ていたんです。
そこで、「当たり前」をやめて、お願いベースで伝えるようにしました。
「なんでやってくれないの」ではなく、「やってくれると助かるな」「お願いできるかな」と。たったこれだけで、夫の反応がやわらかくなりました。
③「あなた」ではなく「私」を主語にして伝えた(Iメッセージ)
もうひとつ意識したのが、「Iメッセージ」で伝えることです。
Iメッセージとは、「私(I)」を主語にして自分の気持ちを伝える話し方のことです。反対に、「あなた(You)」を主語にして相手を責める言い方を「Youメッセージ」といいます。
たとえば――
- Youメッセージ:「(あなたは)どうしていつも手伝ってくれないの!」
- Iメッセージ:「手伝ってくれると、(私は)すごく助かるし嬉しいな」
同じお願いでも、「あなた」を主語にすると相手は責められた気持ちになります。でも「私」を主語にして自分の気持ちを伝えると、相手も素直に受け取りやすくなるんです。
言い方を「お願いベース」と「Iメッセージ」に変えただけで、夫が前より協力してくれるようになりました。
③「ありがとう」を増やした
当たり前だと思っていたことに、ひとつひとつ「ありがとう」を言うようにしました。小さなことの積み重ねで、家の空気が変わっていきました。
変わった今、夫との関係はどうなったか

あんなに暗かった家の雰囲気が、今では穏やかになりました。
以前の私は、夫を探るように「今日どこに誰と行ってきたの?」と問い詰めていました。でも今は、夫のほうから「今日ね、〇〇だったよ」と自然に話してくれるようになったんです。
傷つける言い方も、暗い表情やトーンも、もうありません。後悔していたあの頃の私には、想像もできなかった毎日です。
それだけではありません。今では、夫婦で同じ目標に向かって一緒に取り組めるようになりました。将来のためにお金の話をしたり、二人で副業に挑戦したり。以前は責め合うだけだった私たちが、今は同じ方向を向いて歩いています。
一人で抱え込まないでほしい

夫を傷つけてしまった後悔は、自分一人で抱えていると、どんどん苦しくなります。私もそうでした。
誰にも言えない夫婦の悩みは、家族や友人には相談しづらいものです。そんなときは、誰かに気持ちを聞いてもらうだけでも、心がふっと軽くなります。
一人で後悔を抱え続けるより、まず話してみることで前に進めることもあります。
まとめ|後悔できたあなたは、もう変わりはじめている

夫を傷つけてしまった後悔は、つらいものです。でもその気持ちに気づけたあなたは、もう一歩を踏み出しています。
過去は変えられませんが、これからの接し方は変えられます。「ごめんね」「ありがとう」を少しずつ伝えることから、私は夫婦関係を立て直せました。あなたにもきっとできます。
モラハラ妻だった私が変われた体験は、こちらの記事にも詳しく書いています。
→ モラハラ妻をやめたい・直したいあなたへ|モラハラ妻だった私が変われた理由
